引っ越しを経験された方なら、荷物の多さに驚いたことがあるかもしれません。私もまさにその一人です。
引っ越しの準備を進める中で、想像以上に物が多いことに気づき、圧倒されました。限られたスペースの単身パックに荷物を詰め込む必要があったため、物を減らすしか選択肢がなかったんです。
この経験を通して、「本当に必要なものは何か?」を見直すことの大切さに気づきました。
今回は、その引っ越し経験から学んだ「物を減らすコツ」をご紹介します。
物を減らすきっかけは「引っ越し」
私が一番物を減らすきっかけとなったのは、引っ越しです。私が1人暮らしで引っ越しするときは、値段の安さから単身パックを利用していました。
単身パックとは、幅1m、奥行1m、高さ1.7mのコンテナの中に収めるタイプの引っ越しサービスで、この制限の中に収まれば何を入れてもOK、逆に言うと、どの物を残すか、どれを処分するかを判断しなければならないわけです。
どんな物がどのくらい入れられるか具体的な目安は各社HPに載っています。
参考:クロネコヤマトHP
今振り返ると、引っ越しは物を減らす良いきっかけでしたが、もちろん、物を減らすためだけに引っ越すのは現実的ではありません。
でも、引っ越しを想定した「物の厳選」をすることは、いつでも実践できる方法です。
自分の持ち物を見直す考え方
引っ越しの経験を通じて学んだことは、「自分にとって必要な物の量を決める」というシンプルな考え方です。
物を減らす際、ただ捨てるだけではなく、どのくらいの量を持ちたいかを決めるのが効果的です。
例えば、「段ボール何個分に収めるか」を具体的に決めてみましょう。そして、引っ越しすると仮定して、その段ボールに何を入れたいかを想像してください。
段ボールがあれば、実際にそこに物を詰めてみるのも1つの手です。目で見て量を確認すると、想像以上に物が多いことに気づきます。
持って行きたいと思う物こそが、お気に入りや必要不可欠なアイテムです。これによって、持ち物の優先順位が自然に決まります。
私の引っ越しの経験から
私が以前引っ越しした際、広めの自家用車2台分に荷物を積み込んで移動しました。それでも、荷物をまとめたときには想像以上に物が多く、驚きました。
物が少ない方だと思っていたのに、引っ越しの際には「こんなにも持っていたんだ」と気づかされたんです。
引っ越し後は再度片づけを行い、限られた収納スペースに全ての物が収まるように調整しました。この過程を繰り返すことで、徐々に物が減っていくのを実感しました。
最初から完璧にできなくても、何度も見直していくことで、少しずつ物が減らせるので、焦らず取り組むことが大切です。
物を減らす具体的な方法
では、物を減らすための具体的なステップをいくつか紹介します。
1.持ち物を全て出して確認する
この方法は、こんまりさんの片づけの魔法で紹介されているやり方です。
まず、クローゼットや引き出しの中の物を全て出して、1つひとつ手に取ってみましょう。その際、ときめくかどうか、今後本当に使うかを基準に仕分けていきます。
自分の手で物を確認することで、意外とときめかない=不要な物がたくさんあることに気づけます。
2.収納スペースを限定する
収納スペースに制限を設けることで、自然と持ち物を減らすことができます。
例えば、「このクローゼットに収まる分だけ」とか「段ボール2箱分だけ」というルールを決めると、物を取捨選択しやすくなります。
3.シーズンが終わる時期に服を確認する
シーズンが終わるたびに、「来年も着たいと思うか」「ほつれや傷みがないか」などの基準でチェックし、必要なものだけを手元に残します。
服を定期的に見直すことで、服の管理が楽になり、クローゼットの中がいつでも整理された状態を保てます。毎日服を選ぶ時間も短縮でき、管理も楽になるでしょう。
まとめ:引っ越しを活用して物を減らすヒント
引っ越しをイメージすることは、物を減らす強力な方法です。自分がどれくらいの量を持ちたいか、段ボールや収納スペースに制限を設けることで、自然と持ち物の厳選ができます。
私の経験からも、これを繰り返すことで、すっきりとした暮らしが手に入ることを実感しています。
また、片づけや物の整理をする際には、絶対に必要な物を手放さないように注意しましょう。
過去に私も「ときめき」の基準で選んだ結果、必要な仕事着を手放してしまったことがあります。物を減らす際には、感情だけでなく実用性も考慮して、バランスよく整理していきましょう。
自分にとって大切な物を残しながら、すっきりした空間と時間の余裕を手に入れてください!
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